アウエから南西にワイン生産地フランケンのイプホーフェンを目指しひた走って来ましたが、地ビールの故郷フランケンエリアに入れば、やはり素通りはできません。
今回はバンベルク手前のロスドルフからアウトバーンを降り、北へ5km程のヴァッテンドルフのヒュブナーブロイを訪ねました。
アウトバーンを挟んですぐ南のシュタインフェルトにも同名の醸造所があります。
両者甲乙付け難いと聞いていますが、シュタインフェルトは以前予習不足で休業日に訪れ、飲むことが叶いませんでした。
さて、ヴァッテンドルフのヒュブナー、午後1時のガストシュテッテは満席、お店の給仕さんがどうにか相席を見つけてくれました。
席に着くなりさっそく、
ラガーです。
まずはグビッと…
飲み口スッキリ。
「いやー、フランケンきましたねー」
フィニッシュにもう少しフルーティーなキレがあれば僕にとっては最高です。
続いてドゥンケル。
淡い褐色。
甘みと苦味のバランスが絶妙。
程々のコクとキレの良い喉越し、美味いです。
そして、お約束のドゥンケルソースたっぷりのシュバイネブラーテン。
此処に来ればこれを食わずして帰れません。
喰らう歓び、ビールと交わる至福の瞬間(とき)。
甦ります。
ありがたきかな、フランケン。