ミュンヒェンから北へ50km、世界最大のホップ生産地ハラータウの西端に位置する人口2万4千人の町ファッフェンホーフェンに来ました。
ファッフェンホーフェンは、アウグスブルク、インゴルシュタット、レーゲンスブルクなどバイエルンの主要都市に近く、インフラがよく整備され、日常生活に必要なモノ全てが揃う住みやすい町として知られています。
市庁舎から縦に伸びる中央広場はなかなか壮観です。
今日はここに宿をとり、7km程先のクロスター・シャイエルンへ行こうとしていますが、その前に…
市庁舎隣のホテルミュラーブロイで、まずはご当地ビールを。
ランチタイム終了間際に飛び込みましたが、快くビールを注いでくれました。
ミュラーブロイ・アルトバイリッシュ・ドゥンケル。
ミュラーブロイは30年戦争真っ只中の1630年にこの広場で醸造所と宿を始めたのが起源とされています。
香りや苦みを主張しない昔ながらの穏やかなドゥンケル、但し甘くはないです。
日当たりの良い窓側の角が定位置なのでしょう、テーブルを囲んで従業員のまかないが始まりました。
店のオニイサン、「気にせず飲って。おかわりは?」
では遠慮なく、「ドゥンケルもう一杯。」
二杯目はほんのりバターの香りも。
するすると入るドゥンケル、おっと、この辺でブレーキ掛けないと後が持ちませんよ。