ウンテレスベルヴェデーレ(シュトラーセンバーン71)を降りて目の前、サルムブロイ(Rennweg 8)です。
休日の店内は大賑わいでした。
入ってすぐのビヤガルテンから店内までくまなく歩き回りようやく席を見つけました。
残念なのは1717年以前まで市長所有のワインケラーだった地下フロアを覗かなかったことです。
サルムではビール醸造に加え、ビヤブランドやモルトウィスキーなどの蒸留酒も製造しています。
ビール注文から到着まで給仕さんをずっと眺めていましたが、場所柄か観光地の雰囲気が漂います。
1842 Pils(ピルス)。
ここも全てノンフィルターです。
ザーツホップ使用の伝統的ピルゼンタイプ。
香りは程々、穀物の味がするピルス、苦味にアロマが欲しいところ、ガスがちょっと強めです。
続いてHelles(へレス)。
黄色いイメージの甘味があります。
フィニッシュまでホップの苦味はありません。
最後はWeizen(ヴァイツェン)。
香りは中庸、味に含みがあり穀物臭さがありません。余韻にこの含みがあればさらに良い感じ、甘味はしっかり残ります。
ベルヴェデーレ観光の後サルムに寄るならヴァイツェンが良いかも。
散策の疲れを癒してくれること間違いなしです。