ライスドルフに続いてシェア第2位のガッフェルを試してみます。訪れたのはドーム近くの河沿い、アルター・マルクトにあるガッフェルハウスです。
この辺りでは最も古い歴史ある建物に入っています。店内は落ち着いた雰囲気で、ケルシュ傍らに食事を楽しむにはいい感じです。奥へと進み席を見つけたら早速注文です。
ガッフェルは日本にも輸入されていますが、喉越しからフィニッシュまでの間に感じる独特の香ばしい風味は、当然のことながらビンよりも生き生きと顕著に感じられます。優しい果実の香り、初めてに人にも好まれやすい穏やかな味わいのケルシュです。
さらにいい気分でシェア第3位、ドーム広場にあるおなじみのフリューへと向かいます。
久しぶりに訪れたフリュー、とても混み合っています。席を探しあちこちと放浪しましたが、どうにか座れました。
ほんのりと果実の香りがします。グラスをつまんでクイッと…、そして鼻からフンと一息…んっ?
当時は独特の鉱物のような香りが鼻に抜けるのが気に入っていたのですが…なにぶん酒飲みの遠い過去の記憶ですから当てにはなりません。自分としては昔に比べかなり優しくなったなあ、という印象です。
シェアトップ3のケルシュを久々に飲んでみると、いずれもクセがなく、さすがにそつがないなあ、と感じました。
次は地元で人気の店を訪ねます。